オーディオ遍歴(12)ホームシアター

オーディオ遍歴

ホームシアターはオーディオ道楽からみればオマケのようなものです。それでも自分を含め子供たちが喜ぶのでいい意味での副産物と言えます。ただ少しだけ残念なのは、映像がある世界では聴覚は少し疎かになるのが辛いところです、迫力だけでいいみないな。せっかくのオーディオシステムだというのに。

私のような高齢者は、小さいTVを見て育った経験から大画面に憧れる傾向はあると思います。今の子供たちを見ていると大画面にはあまり興味がないように感じます。家のTVだってそれなりに大きいし、映画館も身近なものだし、時代なのでしょうか。

という訳で、古い人間である私はできる限り大きいスクリーンとできるだけ高精細なプロジェクターを用意したいと考えました。新たに発売された4Kプロジェクターにはときめいてしまいます。そしてそれを120インチスクリーンに映すことにしました。

ついに夢が実現したかと思ったら、そうは問屋が卸さない、思わぬ問題に直面してしまいました。字幕で映画を見ていると、画面が大きいと字幕を読むのが大変で肝心の映像を見る余裕がないのです。これには我ながら苦笑せざるを得ませんでした。

洋画の吹き替え版は好まなかったのですが、最近では吹き替え版をむしろ選択するようになってしまいました。字幕の場合はやむを得ず100インチ程度に映像を小さくして鑑賞しています。

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