イランという国

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イランという国(44)ペルセポリス(2)柱頭

「万国の門」のほかに出入口は反対側にもあり、そちらの方が保存状態がいいようです。こちらは人面獣神のようで、5本の足があると説明されました。 このペルセポリス、アッシリア風でもエジプト風でもなく、何風というのが不明だそうです。誰の意思...
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イランという国(43)ペルセポリス(1)大階段と万国の門

テヘランから飛行機で約1時間半南に移動したところにあるシーラーズという都市、そこから約55km離れたところにあの有名なペルセポリスがあります。世界遺産にも指定されているイラン屈指の遺跡であるペルセポリスをこれからご案内したいと思います。 ...
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イランという国(42)パサルガダエ(5)レリーフ

謁見の間の建物にも楔形文字で「私がキュロス、アケメネス朝の王である」と刻まれています。レリーフには人間の足と魚の模様の装った足と牛の足が彫られていました。陸と海とを支配する慈悲深い王であるということを表わしていると考えられています。 ...
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イランという国(41)パサルガダエ(4)謁見の間

ペルセポリスにもあった謁見の間ですが、こちらのものは少し規模が小さくて約2,500平方メートルの広さだそうです。13mの高さの石柱8本で支えられたこの建物は立派なものだったことでしょう。敷地内にはこれより低い多数の石柱の跡が残っています。...
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イランという国(40)パサルガダエ(3)王宮

次に訪れたのが王宮跡とされている場所です。現場にはペルセポリスで見たような石柱の跡だけが残っていました。石柱の仕上げはペルセポリスのものと似ているように思われました。この時代、いったいどうやって削って磨き上げたのでしょうか。 約32...
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イランという国(39)パサルガダエ(2)ソロモンの牢獄

14mもの高さのある石造りの建築物ですが、ソロモンの牢獄と呼ばれるゾロアスター教の神殿があります。この建物については様々な説があるようで、キュロス大王の息子のカンビュセスの墓だという説、拝火教の寺院という説、宝物館という説などなどです。ソ...
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イランという国(38)パサルガダエ(1)キュロス大王の墓

紀元前550年、アケメネス朝ペルシャが成立し、紀元前546年にアケメネス朝が独立したとされています。その時の王、キュロス大王(二世)の在位は紀元前559~530年です。 今回、出張の空き時間を利用して、アケメネス朝の最初の都市を訪問...
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イランという国(37)バード・ギール

ヤズドで見かけたバード・ギールを紹介しましょう。ペルシャ語でバードとは風のことです。ギールというのはつかむという意味ですから、風をつかむという意味になります。早い話が「涼風装置」ということになります。 風を取り込んで、水に風を当て、...
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イランという国(36)トウヒード広場の夜景

ケルマンの中心部にあるトウヒード広場(アルグ広場)の夜の眺めです。モニュメントの意味は分かりませんが、イランの都市にはこういう意味不明のモニュメントがたくさんあります。いろいろ考えずに夜の散歩を楽しみました。
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イランという国(35)トーチャール

テヘランの裏山みたいなアルボルズ山脈ですが、その高さは3000m以上あります。一番高いところで3700mくらいだろうと思いますが、なんと言っても一番高いのは先日紹介したダマヴァンド山で5671mあります。ダマヴァンド山もアルボルズ山脈の一...