世界遺産(06)メキシコシティ歴史地区

世界遺産

世界遺産としては、メキシコシティ歴史地区とソチミルコとが一緒になって1987年に登録されたようです。

ソチミルコ、多分期待して行くと、そこがただの水郷地帯のようなのでがっかりするかも知れません。これが世界遺産なのかと意外に思うことでしょう。実際、私は観光のための船でビールを飲んでいました。

メキシコシティがテスココ湖の中の島に築かれ、その後どんどん埋め立てられたという歴史を知っていれば、ソチミルコは当時を偲ばせるものとして貴重なものなのでしょう。

メキシコシティ歴史地区にはソカロ広場というところがあって、かつてアステカ人の政治・宗教の中心地だった場所です。ところが、16世紀にスペインが征服し、アステカの都を徹底的に破壊して、この地に新しい建物を建ててしまったのでした。

新しい建物の代表であるカテドラルも今ではすっかり古くなり遺跡のような雰囲気ですが、その地下にアステカの遺跡が眠っていて、アステカの都テノチティトランの大神殿があったというのですからすごいものです。

(ソカロ広場)

(カテドラル)

(テノチティトランの一部)

(周辺の遺跡)

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