イランという国

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イランという国(52)マーハーン(その1)

ケルマンの南東35kmにあるマーハーンには、シャー・ネエマトッラー・ヴァリーの聖廟があります。この人物はイスラム神秘主義の修道僧で、思想家でもあり詩人だったそうです。シリアのアレッポで1331年に生まれ、その後イラクやメッカに住み、サマル...
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イランという国(51)マースーレ(後編)

マースーレの後編として町の中のお土産店を紹介いたしましょう。いろいろな手工芸品が売られていました。家内はカウベルが気に入ったようで、いくつも音を鳴らして比較し、少し大きなものを一個を買っていました。 その後、チャイハネでチャイを楽し...
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イランという国(50)マースーレ(中編)

今回はマースーレの町の景色をご紹介いたしましょう。どうしてこの町が観光地なのか、分かりにくいと思いますが、注意深く写真をご覧になれば分かると思います。私たちがマースーレに到着したときには雨が少し強く降り始めてしまいました。 (雨のマ...
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イランという国(49)マースーレ(前編)

今回の目的地は、マースーレという場所で、ギーラーン州にあります。ギーラーン州はカスピ海の西側にあります。州都のラシュトから100kmも行けばお隣のアゼルバイジャン国の国境になります。カスピ海に接したイランとしては最北端と言えるでしょうが、...
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イランという国(48)ペルシャ美人(後編)

ペルシャ美人をご紹介したいと思います。イラン人で有名な画家である”Mahmoud Farshchian”氏(1930年生まれ)の作品です。彼はまだ現役で米国に住んでおられると聞いています。作品の数々はまだ新しく、テヘランやエスファハンで額...
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イランという国(47)ペルシャ美人(前編)

ペルシャ美人をご紹介したいと思います。イラン人で有名な画家である”Mahmoud Farshchian”氏(1930年生まれ)の作品です。彼はまだ現役で米国に住んでおられると聞いています。作品の数々はまだ新しく、テヘランやエスファハンで額...
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イランという国(46)冬のアルボルズ山脈越え

テヘランからカスピ海方面に行くのにはアルボルズ山脈を越えないといけません。私はこれまでに4回冬を過ごしましたが、冬にアルボルズ山脈に行くということはありませんでした。その理由は雪です。普段でもアルボルズ山脈越えは事故が多いところですから、...
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イランという国(45)ペルセポリス(3)アパダナほか

★アパダナアパダナは謁見の間であり、属国からの使者の謁見に使われていたと言われています。高さ20mの36本の柱によって支えられていたそうです。今は12本が原型をとどめているだけです。ここで 面白いのはレリーフなんですが、なかなかいい写真が...
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イランという国(44)ペルセポリス(2)柱頭

「万国の門」のほかに出入口は反対側にもあり、そちらの方が保存状態がいいようです。こちらは人面獣神のようで、5本の足があると説明されました。 このペルセポリス、アッシリア風でもエジプト風でもなく、何風というのが不明だそうです。誰の意思...
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イランという国(43)ペルセポリス(1)大階段と万国の門

テヘランから飛行機で約1時間半南に移動したところにあるシーラーズという都市、そこから約55km離れたところにあの有名なペルセポリスがあります。世界遺産にも指定されているイラン屈指の遺跡であるペルセポリスをこれからご案内したいと思います。 ...