イランという国

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イランという国(59)鳥葬の塔

ヤズドの町からそれほど離れていないところに鳥葬の塔(沈黙の塔)があります。拝火教では死者の肉体を空に返すということで鳥葬だったのです。写真の場所は、1930年代にレザー・シャーが鳥葬を禁止するまで、実際に使われていた場所です。 鳥葬...
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イランという国(58)ヤズドのジャーメ・モスク(夜)

ヤズドのジャーメ・モスクの夜の姿をご紹介いたします。イランで一番高いミナレット(尖塔)を持つと言われるモスクです。この建築も大変素晴らしいもので、もちろん昼間見てもその素晴らしさは変わりません。 こちらはジャ...
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イランという国(57)ヤズドのジャーメ・モスク

ジャーメ・モスクは大抵の町にありますが、ヤズドのジャーメ・モスクも紹介しておきましょう。ヤズドのジャーメ・モスクは、ササン朝ペルシャ時代の拝火教神殿の跡地に14~15世紀にかけて建築されたそうです。 あまり期待しないで訪問したのです...
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イランという国(56)ヤズドのお菓子屋さん

ランのどの都市にも名物お菓子があるようで、そのお菓子屋さんは大変豪華な建物で営業していることが多いようです。今回の写真はヤズドにあったお菓子屋さんで建物は銀行よりも立派なくらいです。 禁酒国のせいでしょうか、イラン人男性も甘いものが...
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イランという国(55)アレクサンダーの牢獄

ヤズドにあるアレクサンダー大王が建造したと伝えられている牢獄ですが、紀元前の建築がそのまま残っているとは考えられません。逐次修復がなされて今日まであるということなのでしょう。 その隣には、12代エマームの霊廟というのがありますが、そ...
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イランという国(54)マーハーン(その3)

聖廟を見て、ミナレットに登り、博物館を見た後は、チャイハネで休憩です。チャイハネはいわば喫茶店ですから、だれでも気楽に入れます。チャイハネには大抵水煙草が置いてあります。のんびり寛ぐのに最適です。同伴のイラン人女性二人は水煙草をやらないの...
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イランという国(53)マーハーン(その2)

聖廟にあるミナレットに登れるということなので、それではと挑戦してみました。これまでに私はミナレットに登ったことはありませんでした。ところが、写真から分かるようにミナレットの入り口というのは建物の中からつながっているのではなくて、一旦建物の...
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イランという国(52)マーハーン(その1)

ケルマンの南東35kmにあるマーハーンには、シャー・ネエマトッラー・ヴァリーの聖廟があります。この人物はイスラム神秘主義の修道僧で、思想家でもあり詩人だったそうです。シリアのアレッポで1331年に生まれ、その後イラクやメッカに住み、サマル...
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イランという国(51)マースーレ(後編)

マースーレの後編として町の中のお土産店を紹介いたしましょう。いろいろな手工芸品が売られていました。家内はカウベルが気に入ったようで、いくつも音を鳴らして比較し、少し大きなものを一個を買っていました。 その後、チャイハネでチャイを楽し...
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イランという国(50)マースーレ(中編)

今回はマースーレの町の景色をご紹介いたしましょう。どうしてこの町が観光地なのか、分かりにくいと思いますが、注意深く写真をご覧になれば分かると思います。私たちがマースーレに到着したときには雨が少し強く降り始めてしまいました。 (雨のマ...