イランという国(20)高速道路のサービスエリア

イランという国

イランというとすべての生活様式が違っているように思っている方もいらっしゃるかも知れませんね。ということで、今回は日本ともそれほど違わないイランの様子を紹介いたしましょう。エスファハンやカシャーンからの帰り道の高速道路、ゴムという町を過ぎたところにあるサービスエリアの写真です。

最初の写真では、鼻に絆創膏を貼った男性がいますが、これは鼻の整形手術をしたのでしょう。イラン人はそれを恥ずかしいと思うより、むしろお金持ちという証拠のように堂々としています。鼻の整形は女性だけではないんです。もちろん大き過ぎる鼻を整形するのですけどね。女性たちはカラフルなスカーフをしています。

二枚目の写真は、レストランの入り口です。”WELCOME”と英語表記の方が大きく書かれています。ここのレストランは、ファーストフードが”MAHTAB”(月)、普通のレストランが”AFTAB”(太陽)という名前になっています。アルファベット表記もありますね。入り口に吸殻入れが置いてあるのは中が禁煙のせいです。

三枚目の写真は普通のレストラン”AFTAB”の入り口です。黒いチャドルの女性も写っています。日本のサービスエリアとほとんど変わらないでしょ。

四枚目の写真は、普通のレストランの内部です。黒いチャドルを着た女性以外は普通のレストランに見えるでしょう。こちらではウエイターが注文を取りに来ますが、メニューはお決まりのケバブばかりです。とは言え、こちらでは、魚、海老の料理もありました。

五枚目の写真は、ファーストフードの方の店内です。日本のものとほとんど変わりがないでしょ。レジで注文をすると番号を書いたレシートを渡され、番号が呼び出されるまで待ちます。

最後の二枚にファーストフードのメニューの写真をアップしました。フライドチキン、ピザ、ハンバーガー、サンドイッチと典型的なファーストフードのメニューが並んでいます。

今のイランがそれほど変わった文化・習慣の国でないと思っていただければ幸いです。

コメント