世界遺産(20)ドナウ川三角州(ルーマニア)

世界遺産

今回のルーマニアの旅での最大の関心事であるドナウデルタの観光を目前にしての大失態です。私のカメラに問題が発生してしまいました。カメラの故障ではありませんが、メモリーが故障では写真が撮れません。持参した望遠レンズもただの荷物になってしまいました。

写真で様子をお見せできないのが残念です。水面に咲く清楚な睡蓮、白い可愛らしい菱の花。紫の花がミソハギなのかシソ科の花なのか判別できませんでしたが、これも綺麗なものでした。

そして、水面はまさに鏡のように波がありません。ボートが広いところに出ると、水平線を境に上下対照な景色が見られます。なんとも幻想的な景色です。生まれて初めて見る光景じゃないかなぁ。まるでどこかの惑星に行ったようなとても不思議な感じがしました。

やがてボートは野鳥の観察によい場所に私たちを案内してれました。います、います、ペリカンの群れです。ペリカン以外にも何種類かの鳥たちがいましたが、やはり大きな鳥というものは強い印象を与えてくれます。ボートが近づくと一斉に飛び立ち、実に壮観です。

大きな鳥は滑走しないと飛び立てないようで、その姿が勇ましくも見えるし、小さな鳥がそれをやると健気にも見えます。水路でボートにぶつかりそうなことがありましたが、どうなるのかと思って注意してみていたら、ぶつかる寸前に水の中に逃げていました。簡単にはボートに衝突しないもののようです。

写真は同行の友人が撮影したものです。ご好意によりこちらで使わせていただいています。

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