世界遺産(19)シギショアラ歴史地区(ルーマニア)

世界遺産

シギショアラはブカレストから北西に約300km、トランシルヴァニアの中心に位置する町で、12世紀にその端を発しているそうです。15-16世紀には繁栄の絶頂期を迎えたそうです。世界遺産としては、古い街並み全体が指定されているようです。

そんな歴史のことはつゆ知らず、休暇を楽しむ私たちはこの町の名物の時計塔に案内されました。ノーテンキな私たちは、また教会に連れてこられたのかとほとんど義務感で車を降りました。こちらでも観光客が多く見られましたが、夏休みの家族旅行か外国人観光客なのでしょう。

この時計塔の歴史は大変古く、14世紀に商工ギルドによる自治都市となったのを記念して建てられたものだということです。17世紀に大火で消失しまったそうですが、その後再建されて現在に至っています。時計塔の時計は、からくり時計で定時になると人形が表に現れるというものです。

トランシルヴァニアに行ったら、時計塔は確かに訪れるべきところでしょう。ところが私の関心を引いたのは、その近くにあった喫茶店です。まるで魔女の家のような演出をしてあるので、嬉しくなって入ってしまいました。そこで白ワインを注文して、じろじろと室内の装飾を見て楽しみました。ホテルも経営しているようなので、こういうところに宿泊するのもいいかなと思いました。

(魔女の家・・・喫茶店)

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