オーディオ研究(33)Douk Audio G6(続き)

オーディオ研究

私はオーディオマニアを始めて以来、管球式アンプの世界には足を踏み入れたことはありません。特に意味はないのですが、友人が半導体でアンプを製作できたので自然とソリッドステートの世界でやって来ました。

ですから、管球式アンプについての知識はほとんどありません。もっとも昔の教育では真空管の構造など勉強すべき科目の中にはありました。実際に使われている真空管についての知識は全然ありません。

今回、期せずしてDouk Audio G6というハイブリッドの管球式アンプに出会ったのですが、中国のメーカーで格安ということもあり、強い猜疑心を抱いていました。昨日納品され、今日になっても順調に稼働しています。しかも、その音質は中級オーディオには十分なハイレゾ音質です。

ONにすると赤いLEDが点灯するので、何かエラーかと思ってしまいますが、中国では赤はいい意味があるのでしょう、文化の差でしょうか。

私の昔の知識では、管球式アンプの音の決め手は、真空管だけでなく、大きなトランスだろうと思っていました。パワーアンプでは余裕のある電力供給が最重要だと考えています。

今回のものはハイブリッドなのでしょう、大きなトランスは見当たりません。どうして大出力が可能なのかまだよく分かりません。ただし、表示にある160W*2なんて大出力を得るためには別に大きな電源アダプターが必要とあります。

大出力はTDA7498Eチップ。音質は6K4真空管に依存しているようです。またこの6K4を 6J1 / 6J4 / GE5654 / 6AK5 / 6 * 1nなどの真空管に交換することも可能だとか。

スマホからSpotifyの音楽をBluetoothで飛ばして楽しむこともできます。これもまた十分な音質を持っています。

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