イランという国

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イランという国(55)アレクサンダーの牢獄

ヤズドにあるアレクサンダー大王が建造したと伝えられている牢獄ですが、紀元前の建築がそのまま残っているとは考えられません。逐次修復がなされて今日まであるということなのでしょう。 その隣には、12代エマームの霊廟というのがありますが、そ...
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イランという国(54)マーハーン(その3)

聖廟を見て、ミナレットに登り、博物館を見た後は、チャイハネで休憩です。チャイハネはいわば喫茶店ですから、だれでも気楽に入れます。チャイハネには大抵水煙草が置いてあります。のんびり寛ぐのに最適です。同伴のイラン人女性二人は水煙草をやらないの...
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イランという国(53)マーハーン(その2)

聖廟にあるミナレットに登れるということなので、それではと挑戦してみました。これまでに私はミナレットに登ったことはありませんでした。ところが、写真から分かるようにミナレットの入り口というのは建物の中からつながっているのではなくて、一旦建物の...
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イランという国(52)マーハーン(その1)

ケルマンの南東35kmにあるマーハーンには、シャー・ネエマトッラー・ヴァリーの聖廟があります。この人物はイスラム神秘主義の修道僧で、思想家でもあり詩人だったそうです。シリアのアレッポで1331年に生まれ、その後イラクやメッカに住み、サマル...
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イランという国(51)マースーレ(後編)

マースーレの後編として町の中のお土産店を紹介いたしましょう。いろいろな手工芸品が売られていました。家内はカウベルが気に入ったようで、いくつも音を鳴らして比較し、少し大きなものを一個を買っていました。 その後、チャイハネでチャイを楽し...
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イランという国(50)マースーレ(中編)

今回はマースーレの町の景色をご紹介いたしましょう。どうしてこの町が観光地なのか、分かりにくいと思いますが、注意深く写真をご覧になれば分かると思います。私たちがマースーレに到着したときには雨が少し強く降り始めてしまいました。 (雨のマ...
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イランという国(49)マースーレ(前編)

今回の目的地は、マースーレという場所で、ギーラーン州にあります。ギーラーン州はカスピ海の西側にあります。州都のラシュトから100kmも行けばお隣のアゼルバイジャン国の国境になります。カスピ海に接したイランとしては最北端と言えるでしょうが、...
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イランという国(48)ペルシャ美人(後編)

ペルシャ美人をご紹介したいと思います。イラン人で有名な画家である”Mahmoud Farshchian”氏(1930年生まれ)の作品です。彼はまだ現役で米国に住んでおられると聞いています。作品の数々はまだ新しく、テヘランやエスファハンで額...
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イランという国(47)ペルシャ美人(前編)

ペルシャ美人をご紹介したいと思います。イラン人で有名な画家である”Mahmoud Farshchian”氏(1930年生まれ)の作品です。彼はまだ現役で米国に住んでおられると聞いています。作品の数々はまだ新しく、テヘランやエスファハンで額...
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イランという国(46)冬のアルボルズ山脈越え

テヘランからカスピ海方面に行くのにはアルボルズ山脈を越えないといけません。私はこれまでに4回冬を過ごしましたが、冬にアルボルズ山脈に行くということはありませんでした。その理由は雪です。普段でもアルボルズ山脈越えは事故が多いところですから、...