スピーカー大好き(12)で紹介したスピーカーインシュレーターについて少し考察を追加したいと思います。
「音質が悪くなることは考え難いでしょう。」と書いたのですが、やはり一概に言い切ることは問題のようです。「音が澄んだ感じで全体が締まった印象です。」というのは間違いではないのですが、改善かどうかはケースバイケースのようです。
低音再生がブーミーな場合にはスピーカーインシュレーターの効果は大きく期待できそうです。低音の量感が少ない場合は、スピーカーユニットにもよると思いますが、音が硬くなってしまいます。
私のFaitalPro 6HX150-8を付けたスピーカーシステムでは特に音の硬さが耳についてしまい、結局外すことにしました。FaitalPro 6HX150-8に問題があるという訳ではなく、スピーカーエンクロージャーとアンプ、これらにも原因がありそうです。
一筋縄ではいかないところが、オーディオ道楽の難しさでもあり、醍醐味とも言えるでしょうか。何か手を加えれば、それなりの変化があるので、いろいろな試行錯誤を繰り返してしまいます。
上の写真の例ではスピーカーインシュレーターが効果をあげています。ウーファーの能率が高いからでしょう、アッテネーターを入れて調整していますが、それでも低音域(400Hz辺り)がしゃしゃり出ていました。
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