「万国の門」のほかに出入口は反対側にもあり、そちらの方が保存状態がいいようです。こちらは人面獣神のようで、5本の足があると説明されました。
このペルセポリス、アッシリア風でもエジプト風でもなく、何風というのが不明だそうです。誰の意思でデザインされたのかは分かりませんが、ペルセポリスにはかなり独創的かつ全体として均質な巨大な創造物が造りだされていると言えます。外部からいろいろ取り込むのが得意なペルシャ人には珍しく、このペルセポリスに見られる独創性には驚かされます。
この門を過ぎ、しばらく進み右に折れると、百柱の間やアパダナ神殿へと続きます。
★柱頭
ペルセポリスの遺跡を特徴づける柱頭についてです。一つは鷲の像、もう一つは雄牛の像です。どちらもデザイン化された美しい造形です。鷲の像はイラン航空のシンボルマークにも使われています。
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