イランという国(40)パサルガダエ(3)王宮

イランという国

次に訪れたのが王宮跡とされている場所です。現場にはペルセポリスで見たような石柱の跡だけが残っていました。石柱の仕上げはペルセポリスのものと似ているように思われました。この時代、いったいどうやって削って磨き上げたのでしょうか。

約3200平方メートルの敷地ですから、1000坪という大きなものです。宮殿に入るゲートに「私がアケメネス朝の王、キュロスである」と楔形文字で彫られています。もちろん楔形文字なんて私には読めませんから、現場にあった説明文からです。

ともあれ、ここは居住用の宮殿として使われていたという説が有力のようです。

「私がアケメネス朝の王、キュロスである」

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