現在のメインスピーカーはFocal Sopraです。私にとってはハイエンドオーディオであり財政上これ以上は望むことはできません。
初めて音出しをしたときのことは忘れられません。「嘘だろ!低音が重い!こんなはずでは!」というものでした。本当にがっかりしました。それで、思い切ってプリアンプとパワーアンプの更新となってしまった訳です。
幸い、アキュフェーズとの相性が良いようで、重い低音という問題はあっさり解決してしまいました。改めて、アンプがとても重要であることを思い知りました。
Focal Sopraのすごいことは、ジャズピアノトリオなどの場合、眼前で演奏されているような感じがすることです。大規模な管弦楽はサラウンドを活かして、目をつむれば部屋の大きさ以上で、コンサート会場でオーケストの演奏を聴いているかのようです。
ここまでの再生能力があるならばと、長年の懸案事項であったレコードプレーヤーの更新に至りました。Elacのレコードプレーヤーを購入し、音出しをしてみると、最初にその静粛性に驚かされました。まるでCDを聴いているみたいなのです。
ターンテーブルやトーンアームを上質なものに替えるだけでこんなに音質が向上するなんて、目から鱗でした。
思い返せば、エソテリックのCDプレーヤーでも同じ思いをしたものです。CDにはこんなに情報がたくさん入っていたのか!驚いたものです。
常に新しい発見と感動があるから、だから、オーディオ道楽にはまってしまったようです。これからは聴覚の衰えを心配しながらも、まだまだ小型スピーカーなどで遊んでいたいと思います。
究極の関心は、小型スピーカーでFocal Sopraのような音の再生ができないものだろうかというものです。
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