世界遺産(41)タラゴナの考古遺産群(スペイン)

世界遺産

バルセロナ旅行では、カメラを盗まれてしまったので、残念ながら、私の撮影した写真はありません。

世界遺産の登録がなされているタラゴナまでは、バルセロナから南に電車で一時間かかるところにあります。

鉄道は地下鉄の路線とは別にあります。市街地では地下鉄になっているので見分けにくいのですが、ちゃんと表示がなされています。鉄道の駅はあちこちあるのですが、一番近いパッサーヘ・デ・グラシアという駅から乗ることにしました。料金は一人700円くらいですから日本と同じ程度でしょうか。

電車は地中海の海岸線のぎりぎりを走るもので、とても地中海が綺麗でした。タラゴナの町は人口11万人という小さな町です。そこにローマ時代の遺跡があるそうです。王様のお城と円形競技場が2000年という時代を過ごして残っているのです。

タラゴナは小さな町なので迷うこともなく、丘の上にあるカテドラルに辿り着けました。12世紀の建築物であるカテドラルはゴシック様式の典型的なものです。ローマ時代には神殿があったそうです。教会の内部には様々な凝った装飾が施されています。教会の周辺にはいたるところにローマ時代の名残がみられるので、考古学の道というような名前がつけられています。

王様のお城だったと思われるところは考古学博物館になっていましたが、月曜日なので閉館でした。円形競技場も同じく閉館ということで外から眺めることしかできませんでした。円形競技場では映画グラディエーターを思い出していたことは言うまでもないでしょう。猛獣との戦いや、剣闘士同士の戦いが繰り広げられた場所ですからね。

タラゴナには少し離れたところにローマ時代の水道橋が残っています。高さ26m、全長217mが残っているということですが、私はその水道橋の上を歩くことができました。

写真がないため、引用した画像は「地球の歩き方」からです。

(タラゴナのカテドラル)

(タラゴナの水道橋)

(ローマ時代の円形競技場)

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