私的名盤CD編（０１）マーラー交響曲第九番

大好きな曲をできるだけ良い音で聴きたいというのは人情というものでしょう。私的名盤CD編の第一号は、グスタフ・マーラー作曲の交響曲第九番です。

演奏は、ズデニェク・マーツァル指揮によるチェコ・フイルハーモニー・オーケストラです。私はレコード盤でもチェコ・フィルの演奏を何枚か持っていますが、非常にレベルの高い演奏を聴かせてもらえます。

この曲は全部で80分以上になります。今回のものは、Direct CutのSACDとして録音されたもので2枚組になっています。

CD版だと3,000円強で買えるようですが、Direct Cut版は20,000円以上します。実際問題、値段が高い分、演奏も音質も最高です。これ以上の音質のクラシック音楽の録音はまだ経験していません。そのくらい凄い録音です。

演奏は、バーンスタイン版のようなこってりしたものではありません。美しくも奥深いマーラーとも言えるでしょうか。