スピーカー大好き(18)好きな理由

スピーカー大好き

私はことのほか小さいスピーカーが大好きです。聴いているだけで楽しくなってしまいます。と書いて来ましたが、どうして好きなのか考えてみました。好きに理由なんて・・・ま、そうなんですけど。

スピーカーの駆動メカニズムが好きという訳ではありません。スピーカーシステムを自作するのが好きとは言えるけど、何個も作る訳にはいきません。原音再生が目的というのだったら小さなスピーカーをことのほか好きというのは妙です。

考察の結果、どうやら私はスピーカーが出す音でその向こうの世界を覗くのが面白いと感じているようです。スピーカーが色メガネのような、あるいは偏向フィルターのような感じで、あたかもレンズを通して景色をみるような感じでしょうか。

ですから、多少癖があっても、音域に難があっても、むしろそれが面白いと感じるようです。今まで聴こえなかった音が聴こえたり、違った表情を持っていたり、演奏している側の雰囲気を感じたり、そんな楽しみ方をしているようです。

常時本気で音楽と対峙している訳ではありません。適当に流しているときもあれば、ほとんど聴いていないこともあります。そんな中でもふと面白い音や表現に気が付くということもあります。

そんな訳で、この先も飽きもせずオーディオ道楽は続いていくことと思います。今後は聴覚が衰えないことを祈るばかりです。

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