熱帯の植物タイ編

マメ科のバウヒニア・コッキアナです。マレー半島が原産。別名で「イロモドリノキ」（色戻りの木）とも呼ばれるそうです。 初めてこの植物を見たときには、その花の形からとてもマメ科の植物とは思えませんでした。調べてみてビックリしました。 ...

シソ科のネコノヒゲ（猫の髭）です。英語でも、”Cats whiskers”で猫の髭そのもののようです。インドから東南アジア、オーストラリアに広く分布しているそうです。

タデ科のニトベカズラ（新渡戸蔓）の白花です。別名でアサヒカズラ（朝日蔓）とも呼ばれます。メキシコが原産なのですが、マレイシアで野生化していました。 （参考）こちらは普通のアサヒカズラです。

ビワモドキ科のディレニア・スフルティコサです。マレー半島からスマトラ島、ボルネオ島に分布。湿地帯などに生え、高さは5～10mになるそうです。

マメ科のデイゴ（梯梧）です。インドが原産。春から初夏にかけて咲く赤い花が有名。沖縄県の県花です。 参考までに、花の写真はアメリカデイゴのものです。

ツルネラ科のツルネラ・スブラタです。熱帯アメリカが原産で、南アメリカからマレイシアに渡来し、そして帰化したということです。

クマツヅラ科のチャイニーズハットです。インドやヒマラヤにかけての亜熱帯地方が原産。高さは２～３メートルになるそうです。

アヤメ科のタイガーアイリスです。中米メキシコ、グアテマラが原産。花の中心に虎斑がみられます。

ノウゼンカズラ科のジャカランダです。桜のように樹木にいっぱい花をつけます。もともとは南アメリカに分布していたそうですが、現在では、熱帯や亜熱帯地方で街路樹として広く植栽されています。

シクンシ科のシクンシ（使君子）です。インドからマレー半島、ジャワ島に分布。花は、朝の咲き始めは白色で、午後になると赤く変わります。 （参考）スペインで撮影