このところどうして「DACで音が硬くなる?」のかということについて考えていました。
厳密にいうと、硬くなってしまうものと、そのまま情報量の多い高音質を感じられるものの二通りあるようです。
TEAC UD-301(DAC、デジタル・アナログ・コンバーター)の性能は紛れもなく優れたものだと思います。しかし、私の使っているフルレンジ・スピーカー・ユニットの音がかなり硬くなってしまいます。
それとは反対に、Focal SopraやDENON SC-C17(下の写真)ではそういう傾向はなく、純粋に高音質になったことが感じられます。
考えた結果、間違っているかも知れませんが、これまでハイレゾを意識しないで製品化されたスピーカー・ユニットは、普通のアナログ・アンプで高解像度に感じられるように意図的に硬い音が出る素材で作られているのではないだろうかということです。
ハイレゾになった信号を受けると、これまで丁度良かった硬さが強調され過ぎてしまうのではないでしょうか。そう考えると二通りの違った結果の理由について腑に落ちます。
つまり、現在ハイレゾとうたっている製品では再生音が硬くなり過ぎることはないと思います。DENON SC-C17は確かにハイレゾ対応と表記されています。
(追記)
Media Player から SONYの Music Center for PC に替えたら音が硬いという問題が解決してしまいました。どうやらソフトウエアにも原因がありそうです。
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