オーディオ研究(47)音質評価の持論

オーディオ研究

オーディオ雑誌でもそうですが、「いい音」に関する表現が適当に使われていると感じます。評論家は商品の販売に関してマイナスになることは言えないのでしょう。

私は、オーディオのグレードについて次のようにランク分けしたいと思います。

①ハイエンド・オーディオ・・超高価、趣味の世界
②ピュア・オーディオ・・・・高品質なオーディオ機器
③普通のオーディオ・・・・・AVサラウンド、普通のオーディオ機器
④家電オーディオ・・・・・・TV周辺のオーディオ機器など

普通、このランクを超えていわゆる良い音を再生することはほとんど無理だと思えます。

③普通のオーディオのランクにおいて、オーディオ機器が一番よく売れているように思われ、評論家がどんなにこのランクの製品を褒めても、ピュア・オーディオの音質を期待することは無理だと思います。

B&W606のように優秀な製品は、必要な周辺機器を揃えれば、②ピュア・オーディオのランクに入れられると思います。音源もアンプも並みの水準なら③普通のオーディオのランクの中に埋もれてしまうことでしょう。

一番経済的に②ピュア・オーディオの世界を味わいたいなら、まず、スピーカーをB&W606以上の良質なものを、アンプはプリメインでもいいから10万円以上のものを、音源はハイレゾで良質なDACを使用することでしょうか。(ヘッドフォンが一番経済的ですが、別な話ということで)

ハイレゾ音源は現在のところ、インターネットで販売されているダウンロード版を想定しています。いずれ、ストリーミング・サービスの時代が来ることでしょう。

現時点では、インターネットラジオやSpotifyのようなサービスで②ピュア・オーディオでの再生は無理だと思っています。

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