オーディオ研究(25)ではアンプ部の性能について考察しました。今回は、DACの部分についての話です。
AVレシーバーでは、HDMI端子によりデジタル信号が入力されます。そこで、問題になるのはAVレシーバー内部のDACの性能です。レシーバー全体からみればDACは一部分に過ぎません。そこに十分なお金をかける訳にはいきませんね。
つまり、高音質を求めるオーディオとして考えた場合、ヘッドフォン利用なら独立した高性能のDACを使用することが重要です。この目的のためでしょう、ヘッドフォンアンプという名称を付けた製品が見られます。
また、アンプを通してスピーカーで聴く場合でも同じことが言えます。せっかくのハイレゾ音源を活かすために肝心なことは高性能のDACを使うということに他なりません。
TEACの製品では、結論としていうと、UD-505>UD-301>AI-301DA(これはDAC部だけのことです。)という順位になります。価格から考えれば当然の帰結ですが、肝心なことはその差がかなり大きいということです。
ピュアオーディオなら最低でもUD-505という感じでしょうか。さらにそれよりも高性能なDACを試してみたいのですが、非常に高価なものになってしまいます。仕方がありません、当分の間はお預けということになります。
上の写真は、 UD-505 。下の写真は、 UD-301 と AI-301DA です。
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