私はことのほか小さいスピーカーが大好きです。聴いているだけで楽しくなってしまいます。今回はスピーカー大好きのカテゴリー第3回に登場したQ Acoustics2020i、これにハイレゾ音源を繋いだらどうなるかという試聴です。
このQ Acoustics2020iというスピーカー、ちょっと不思議な特徴を持っています。音源の質が悪くてもなんとなく心地よく響かせてしまうというものです。ネットで調べると英国では5千円くらいで販売されるとか、C/Pのよいスピーカーだとは言えそうです。
そんなスピーカーにハイレゾ音源を繋いだらいったいどのように鳴ってくれるのでしょうか?興味津々です。
考えられるのは、3通りかな。①もの凄いパフォーマンスを示してくれる、②ほとんど変化なし、③かえって悪くなる。
果たして結果は、②に近いかな。音源が良くなっていることは分かるけど、なんだか音がギスギスしてきました。むしろ悪くなったと言えるかも知れません。スピーカーユニットの限界を露呈しているような感じです。
ハイレゾを鳴らすならちゃんとした物理特性を持ったスピーカーがいいのかも知れません。この点は日本のメーカーの得意な分野でしょう。
ともあれ、このスピーカーは使い方次第です。PCのアナログ端子で小さなアンプを使うだけで、それなりにいいパフォーマンスを示してくれます。
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