奇妙なスピーカーDENON SC-C17(上の写真)を使った自作の2wayスピーカーシステム、厳密に言えばサブウーファーを含めて3wayと言うべきでしょうか。これが様々な試行錯誤の結果まともな音になって来ました。
そこで思いついたのが、入口から出口までハイレゾ仕様の機器で音質を聴いてみたいということです。高価な機器で構成されるピュアオーディオの領域にどれだけ近づけるかというのも大きな関心事です。
【注】メインのオーディオシステムでのハイレゾの記事はピュアオーディオの領域なので別次元の話です。
入口は、PC(Music Center for PC)からTEAC UD-301でデジタル信号を取り出し、TEAC AI-301DAをアナログアンプとして使用し、DENON SC-C17を使ったスピーカーで音を出す。これですべてハイレゾ仕様ということになります。
TEACのAI-301DAにはDAC機能も内蔵されていますが、残念ながらTEAC UD-301使用とは比較になりません。グレードとしてみた場合、AI-301DAは格下ということになるでしょうか。TEAC UD-301には一ランク上のアンプが相応しいのかも知れません。
【注】そのUD-301ですらUD-505にはまったく敵いませんから、オーディオの世界の奥行は大変なものです。
接続を完了していよいよ試聴です。全体的にかなり経済的な構成であるにもかかわらず、出て来た音には驚かされました。圧倒的な情報量、スピーカーが一回り大きくなったような感じがします。
入口はPCからのデジタル信号、良質なDACを経由してアンプへ、解像力のあるハイレゾ仕様のスピーカー、これらが連携して、これまでになかった高水準の音を聴かせてくれました。
DENON SC-C17を奇妙なスピーカーと言いましたが、もともとはサラウンドのセンターとして商品化されたものです。ハイレゾ仕様とあり、私はその解像力の高さに注目しました。実際、期待通りの音質を聴かせてもらえました。
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