こちらはカスピ海で獲れるホワイト・フィッシュです。焼き魚ですから、醤油をかければ日本で食べるのとそれほど変わりはありません。このホワイト・フィッシュは日本にはありませんが、大変美味しい魚です。高価な魚なのでいつでも食べるというものではないようです。
この魚、味はいいのですが、ちょっと変わっています。普通骨というのは連続しているものなのですが、この魚の小骨は”Y”の形をしていて魚の肉の中に独立して存在しています。ですから、不注意に魚の肉を口にすると、噛んでから小骨の存在に気が付くということになります。
日本人は魚料理には慣れているので、ヘマはしませんが、イラン人にはちょっと面倒な作業のようです。イラン人は箸を使いませんから、手で丁寧に小骨を抜いたりしています。私がちょっと悔しかったのは、魚の食べ残しがイラン人秘書の方がきれいだったことです。私は日本人の中でも上手な方ではありませんが、イラン人に魚の食べ方で負けるとは予想もしていませんでした。
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