イランという国(67)煉瓦工場の煙突

イランという国

地上からニョキニョキ伸びているのは煉瓦工場の煙突です。よく見ると青空と淀んだ空気の境目が分かると思いますが、煉瓦工場も大気汚染の発生源です。テヘランの大気汚染がひどいため、煉瓦工場は燃料を重油から天然ガスに切り替えています。

その煉瓦工場の本体、つまり焼成炉は地面より低いところにあるので見えないのです。ちゃんと5mくらいの高さの工業用の炉があります。表土がそのまま煉瓦の原材料になるので、一旦掘り下げたら、そこに焼成炉を作った方が作業がし易いということです。

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