イランという国(63)ヤズドのホテル(その2)

イランという国

私が宿泊したホテルは別なホテルでしたが、仕事の途中で発見した「メヘル・トラディショナル・ホテル」というところを好奇心のあまり覗いたら、すっかり気に入ってしまいました。入り口(こちらは裏口だとおもいます)から見る限りではとても豪華なホテルがあるようには見えませんでした。

恐る恐る中に入って行くと、なんと中は綺麗な大邸宅でした。以前、お金持ちの家ということでカシャーンの大邸宅を紹介したことがありますが、ヤズドにもそういう家があって、そこをホテルに改築してあるのでした。

カシャーンではひたすら豪華で大きいと他人事のように感心していただけですが、そこがちゃんと整備されていて宿泊できるとなると話は違います。カシャーンの大邸宅に比べれば半分くらいの大きさしかありませんが、雰囲気は同じようなものです。

係員に部屋を案内してもらったり、値段を聞いたりしたら、4星ホテルだそうでかなりの水準の設備になっていました。外国人の私でも50ドル程度で宿泊できるので嬉しくなってしまいます。「地球の歩き方」にはこのホテルは出ていませんでした。まだオープンして新しいのでしょうか。

また来週ヤズドに出張することになったので、次回はこちらに宿泊してゆっくりと夕食を楽しみたいと思っています。後で考えたのですが、トイレやシャワールームが共同なんていうのでは困りますが、どうやって一般住宅をホテルに改築したのでしょうねぇ。この謎は来週解決することにしましょう。

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