イランという国(60)拝火教の寺院

イランという国

ヤズドはゾロアスター教(拝火教)の総本山のような場所です。アーテシュキャデと呼ばれる拝火教の寺院に行ってきました。そこでは西暦470年から延々と燃やし続けられているという聖火があります。

まずは建物ですが、それ自身は新しい建築物のせいであまり荘厳という感じはありません。正面上部に描かれているのがゾロアスター教の善の神、アフラ・マズダの像です。日本のお盆の習慣である、迎え火、送り火は拝火教からの影響だと言われていますから、相当昔からの縁があるようです。

聖火は異教徒でも見学できるようになっています。この寺院の周囲の80%は拝火教徒が住んでいるという話でした。ガラス越しの聖火だったので、ガラスの反射で上手く聖火の写真が撮れませんでした。偏光フィルターをホテルに置いて来たのが失敗でした。せっかく持参していたのに・・・ 聖火と一緒に私自身まで反射で写ってしまっています。

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