イランという国(57)ヤズドのジャーメ・モスク

イランという国

ジャーメ・モスクは大抵の町にありますが、ヤズドのジャーメ・モスクも紹介しておきましょう。ヤズドのジャーメ・モスクは、ササン朝ペルシャ時代の拝火教神殿の跡地に14~15世紀にかけて建築されたそうです。

あまり期待しないで訪問したのですが、入り口にはイランで一番高いと言われるミナレット(尖塔)があり、見る者を圧倒します。エスファハンにある世界遺産のモスクの壮麗さ、精緻さに比べても見劣りしないほどです。拝火教の総本山だからこそ立派なイスラム教のモスクが必要だったのかも知れません。

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