スピーカー大好き(07)FaitalPro 6HX150-8

スピーカー大好き

私はことのほか小さいスピーカーが大好きです。聴いているだけで楽しくなってしまいます。このシリーズの第七回は、FaitalPro 6HX150-8です。

このFaitalというメーカー、日本ではあまり聞きませんが、イタリアのメーカーでヨーロッパ最大級の自動車スピーカーのOEMを行っているようです。また最強の永久磁石ネオジムをスピーカーユニットに採用しています。

今回の対象はFaitalPro 6HX150-8、16cmフルレンジスピーカーで、同軸2wayの構造になっています。写真からは分かりませんがツイーターが内蔵されています。このスピーカーユニット、ネットで探してもほとんど評価がみつかりませんでした。

実はこのスピーカーユニットはとんでもなく高価なんです。Amazonではペアで9万円以上もします。ネットで一本9千円の並行輸入品をみかけましたが、こちらはなんか怪しいような。

私にとってイタリアのスピーカーはまったく初めてなので興味津々でした。期待を膨らませて待っているとなかなか来ないもので、注文してから届くのに一か月半もかかりました。

肝心な音質について、素性は良さそうな感じですが、これと言って特筆するほどのものはないような。刺激的な音はないし、決して悪い音ということではありません。私は、高域の伸びが若干不足と感じ、スーパーツイーターを付加して聴いています。高い買い物でしたが、後悔はしていません。よく聴きこんで、このユニットどうやって活かそうかと考えるのが楽しいんです。

コメント

  1. 偏見ですがファイタルプロに刺激的な音をイメージしていました。因みに吸音材はギッシリ全面的に入れた感じですか?

    • コメントありがとうございます。ファイタルプロシリーズには魅力を感じています。解像力が高いのでなんとか上手に鳴らせないものかと考えて来ました。余裕のある大きなエンクロージャーに入れるもの手かも知れません。私のは現在FOSTEXの16cm用のエンクロージャーに入れていますが、吸音材は割合多めだと思います。しかし、依然として硬い音はそのままです。モニタースピーカーとしてはいいと思います。