パリに出張したときのことです。昼食の時間になり、いよいよ私の楽しみにしていたエスカルゴを食べることにしました。フランス人の同僚は私をパリの有名なエスカルゴ専門店に連れて行ってくれると言ってくれたのです。
そして、そのエスカルゴ専門店に到着すると、こともあろうにそのレストランの写真を撮っているのです。どうしてかと聞くと、母親がお店のファンで写真がほしいと頼まれたと言うのです。
それを聞いた私は、「ははぁ、このレストランはフランス人でも簡単には来られないお店なのかぁ」と思いました。つまり、これでメニューの値段の覚悟ができたということです。そして案の定、エスカルゴ料理を二品と白ワインを注文しただけで3万円が飛んで行きました。
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