これは私がまだ20代の頃のことで、職場の上司に妙に気に入られ、お宅にまで招かれたときのことです。
出て来たのがオールドパーというスコッチウイスキーでした。私には初体験の代物です。味が濃くて、ちょっと苦いという印象でした。美味しいとは言ったものの、本当に味が分かったとはとても言えません。
オールドパーとの再会はずっと後のことだと思います。40歳過ぎになるまで飲んだことがなかったかも。そのときでも、美味しいとは感じなかったと思います。
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つい最近、オールドパーを買い求めて飲んでみましたが、案外いける味に思え、不思議な感じがしました。年齢とともに味覚が変わるのでしょうか。
音楽もそうですが、味覚も当時の雰囲気を蘇らせる力があるようです。懐かしいというか遠い過去の話です。
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