ウイスキー遍歴（０２）出会い

その後、ウイスキーとの出会いはなかったようです。飲まなかったけど、見かけたのは父親が持っていた「ハイニッカ」くらいです。残念ながら味は知りません。

高校時代は真面目だったのか、アルコールとは縁がありませんでした。いつもお腹を空かせていたような。食パンにコロッケを挟んで、そこにジャム、今では考えられないような組み合わせです。

飲むという意味でウイスキーとの最初の出会いは大学生になってからでしょうか。失恋してやけ酒をやったのは日本酒でしたから、その後しばらくの間日本酒は飲めませんでした。

そこでウイスキーとの出会いがあったと思います。サントリーオールド、角瓶は高価です。でも、トリスはちょっと。という具合で気取って買って飲んだのは、サントリーホワイトだったかなぁ。サントリーカスタムというのもあったような。

サントリーホワイトは当時サミー・ディビス・JrがCMに出ていたような。ホワイトは安くていいウイスキーだと思っていました。素直だったなぁ。

ともあれ、ウイスキーを美味いと感じて飲んでいたとは思えません。勢いなのか酔うためなのか、思春期でしたからねぇ。生ビール、大ジョッキ一杯で結構酔ってしまった記憶があります。

当時の学生仲間と飲んでいたのはもっぱら日本酒です。みんな強くて一人一升くらい飲んでいました。目が座るという現象を知りました。