どうしてこのTEAC AI-301DAを購入したのか忘れてしまいました。多分興味本位で購入したスピーカーシステムのアンプが不足したのでしょう。
小さなスピーカーシステムで遊んでいたせいか、このTEAC AI-301DAは上質なアンプとして重宝したものです。その時はDAC内蔵とは知りませんでした。PCオーディオにも興味がなかった時期でした。
その後、このブログのオーディオ研究でPCオーディオ、そしてハイレゾ再生に挑戦して来ました。 その過程の中でTEAC AI-301DAはとても役に立ちました。そして、 一段落したかに思えたのですが、さにあらず、、、
今回ショックだったことは、二階のオーディオシステムにハイレゾ音源を投入したらB&W606が予想以上にいいパフォーマンスをしたことです。音質に大きな影響を持つDAC部分は大したことないにもかかわらずです。
B&W606は確かに優れたスピーカーシステムですが、それにしても違い過ぎました。これはつまり、使用しているアンプの性能の差によるものだと考えられます。価格で言っても、三倍もするアンプですから差異があるのが当然でしょう。
TEAC AI-301DAとAtoll IN50とを比較すること自体が間違っています。逆に言えば、TEAC AI-301DAはその程度の性能だったということのようです。ともあれ、既に生産完了になっているものです。
同じようなデザインでTEAC UD-301というものがありますが、こちらは一段階グレードが上のようです。DAC部分だけの単体ですから当然ですね。製品はまだ流通しているものの、こちらも生産完了となっています。
ともあれ、オーディオとしては当たり前の話ですが、改めてアンプの重要さを思い知らされました。
下の写真は、なんとかスペースを確保してAtoll IN50とB&W606のためにもう少しまともなDAC、TEAC UD-301を設置してみたものです。
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