私はことのほか小さいスピーカーが大好きです。聴いているだけで楽しくなってしまいます。今回は以前に紹介したONKYO OM-OF 101についての考察です。
音質について言葉で表現するのはとても難しいことだと思います。このONKYO OM-OF 101の音質について表現するとしたら、私はこのスピーカーをレンズに見立てて表現してみたいと思います。
オクラという野菜がありますね。よく見ると細かい毛が表面にたくさん生えています。料理ではそれを除いてツルツルな状態にすることが普通なようです。私は気にしたことはありませんけど。
このオクラをONKYO OM-OF 101というレンズで見るとまるでその細かい毛が処理されたあとの姿を見るような気がしています。
楽器の音に纏わりついている雑音のようなもの、それがどこかに消えてしまったような。あのトンボの羽の形状がそれをやっているのかも知れないと思いました。
何故か?理由は分かりません。風切り音が出にくい形状なのか、あるいは風切り音を吸収しているのかも知れません。
ともあれ、ONKYO OM-OF 101は元気で明瞭な音の出る興味深いスピーカーユニットだと思います。
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