私はことのほか小さいスピーカーが大好きです。聴いているだけで楽しくなってしまいます。このシリーズの第15回は第14回ONKYO OM-OF 101の続きです。
まずはとにかく音を聴いてみたい。そこで、音楽之友社のSTEREO編で専用エンクロージャーまで販売されているの知り、利用することにしました。
専用エンクロージャーの製作は簡単です。必要なところは接着しましたが、後日の調整のため、側板はビス止めにしています。
音出しの最初はハイレゾ音源(下の写真)に繋いでみました。がっかりするんじゃないかと覚悟していると、びっくりするような音質でした。これには驚きました。エイジングもないので硬い音、シャープな音でしたが、バランスのとれた高音質です。
スピーカーユニットも優れているのですが、エンクロージャーもたいしたものです。ペラペラの合板で大丈夫かなと思いましたが、箱鳴りも感じません。しっかりと低音も出ています。ダブルバスレフは初めてでしたが、優れた設計だと感心しました。
「伝えたいのは音質ではなく音楽の本質」というキャッチフレーズから勘ぐるとあまり解像度は高くなさそう・・・と書いたのはまったくの邪推だったようで、大変失礼しました。
このスピーカーを一言で形容すると「高品質で元気なスピーカー」かな。当座はAlexsa専用にしています。
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